中国メディア・東方網は25日、「中国サッカーがますます退化していく理由についての日本メディアの指摘が全くもってその通りだ」とする記事を掲載した。

 記事は、中国スーパーリーグの広州恒大が建設を進めている蓮の花を象った10万人収容の新スタジアムについての情報が紹介され、世界のメディアやサッカーファンが注目したと紹介。そのなかで、ある日本メディアが「新スタジアムの建設は中国サッカー界で進むインフラのグレードアップを象徴するものだが、中国サッカーに不足しているものは専用スタジアムだけではない。巨額のお金を使ってきた中国サッカーだが、実のところ何もできていないのだ」とし、お金をかける場所が間違っていることが、中国サッカーの実力向上につながらない最大の原因だとの見方を示したと伝えた。

 また、この日本メディアが「中国サッカーの低迷はまさに、お金を持ちすぎていることに起因する」と指摘し、選手の給料ばかりが高騰して、ユース育成の環境は改善されていないほか、単に「すぐに効果が見える部分」にしか重点を置いていないと断じたことを紹介している。

 さらに、クラブが所属選手を自国代表として出場させたがらない傾向にあることも指摘し「給料ばかり増えて技術が高まらず、かえって退化している。こんな姿勢、態度でどうしていいサッカーができるだろうか」と論じたとしている。

 このほか、中国代表クラスの選手の態度にも問題があるとしたうえで「どんなに豪華なスタジアムを建てても、中国選手の実力や品格が追い付かなければ中国サッカーが真の意味で発展、進歩することは難しい。現状、時代を担う人材が育っておらず、将来の中国選手の能力が現在の選手よりはるかに高くなることはまずないだろう。次に武磊のような高い能力を持つ選手がいつ出てくるかは分からない」と評したことを伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)