2019年における米国の新車販売台数は1710万台に達した。5年連続の1700万台超えで、SUVのシェアが伸びているが、セダンの人気も根強い。中国メディアの今日頭条は19日、19年の米国市場における高級セダンの販売台数を分析し、「米国人は車のことをよく分かっている」とする記事を掲載した。

 中国の19年の自動車販売台数は前年比で減少したが、高級車に関しては8.0%増となった。なかでもBMWやベンツ、アウディといったドイツ系3社の販売台数はそれぞれ70万台前後と非常に好調で、高級車販売を牽引していたことが見て取れる。

 そのうえで記事は、19年の米国の高級車販売台数を紹介。1位はレクサスES、2位はBMW5―Series、3位がメルセデスEクラス、4位はアウディA6、そして5位がテスラモデルSという結果になったことを紹介し、中国で大人気のドイツブランドを抑えてレクサスが1位になったことについて「米国人は車のことをよく分かっているようだ」と主張した。

 実際、米国ではレクサスが高い評価を得ている。19年の販売台数では、2位と3位のドイツ車がともに販売台数を減らしたのに対し、レクサスは6%増だったことからも明らかだ。記事は、ドイツ車に問題があるわけではないものの、レクサスの品質の高さが米国ですっかり周知されているためだろうと分析。欧州ではレクサスの人気がそれほどではないためか、「だから欧州人は車のことを分かっていないと言われるのだ」と主張している。

 レクサスは米国のみならず中国の高級車市場でも高い人気を誇っており、19年の販売台数を見るとトップ3はドイツ車だったものの、レクサスは前年同期比125%の販売台数を記録し、20万台が販売された。中国ではあまりにレクサスの人気が高いため、お金を上乗せしないと入荷待ちに時間がかかると言われている。その意味では中国人も「車のことをよく分かっている」と言えるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)