近年、世界各国のロボット分野に多くの人材、資金、物資が投入され、ロボット産業の発展に貢献している。この点、日本のロボット産業は早くから始まっており、市場規模、産業用途、および技術レベルの点で世界の主要な位置付けにある。さらに、日本のロボット技術には中国でも高い注目が集まっている。中国メディア機器人は、中国は日本のロボット産業から3つの点を学ぶべきであると伝えている。

 1つ目はロボットのコア技術。日本のロボットの生産は年々増加しており、世界最大の産業用ロボットの生産国になっている。それは日本にロボットの高度なコア技術があるからに他ならない。日本はこのコア技術を加速させるため生産と教育、研究を組み合わせ、さらに高度なロボット技術の研究を常に行っている。

 2つ目は、ロボットの応用分野の拡大。日本はロボット技術を様々な分野に応用するよう努力している。例えば、日本のロボット産業は医療に貢献し、医療技術も常に新しいものを提供している。さらに金融や観光業界でもロボットを使った新しいサービスモデルを生み出している。中国国内の産業用ロボット生産は加速しており、市場も拡大、産業用ロボットの普及率は世界の平均レベルを上回っているものの、日本、韓国、ドイツなどに比べれば更なる改善が必要だ。

 3つ目は、ロボット技術の標準化だ。ロボット技術はまだ開発中の分野で、標準化されたシステムはない。また、今後もテストや認証プラットフォームを確立して改善することが必要だ。そのためには、国際標準の策定に積極的に参加する必要がある。この点で世界の産業用ロボットの約60%は、日本の製造業が占めている。中国主導の国際基準を生み出すためにはこのシェアの分野が大きな障壁になるに違いない。

 コロナウイルスで世界の産業に大きな変化が訪れている。これからの世界にロボットが大きな役割を担うことは間違いないだろう。その中で日本のロボット産業が果たす役割は大きいに違いない。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)