日本と中国、韓国は経済的に競合する分野がある一方で、相互補完の分野も多く存在する。中国メディアの今日頭条はこのほど、韓国のネット上でこのほど、「日本と中国と韓国がもしも1つの国になったらどうなるか」を考察する書き込みがあったことを紹介した。

 日中韓の3カ国はいずれも隣国同士でありながらも、その関係は決して良好とは呼べない状況が続いている。しかし、経済面における交流は活発であり、互いに重要な貿易相手国となっているのも事実だ。

 記事は、「日中韓が1つになったら」という韓国における書き込みは「非現実的な仮定」であると前置きしつつも、日本と中国、韓国の経済的な実力は世界的に見て非常に高く、特に電子、自動車、造船、機械などの分野では「世界をリードしている」と強調。日本や中国、韓国には現段階ですでにグローバル企業が数多く存在するが、日中韓が1つの国になれば「その地位は確固たるものになるだろう」と主張した。

 さらに日中韓が1つの国になれば、中国の国土に存在する莫大な天然資源を活用できるうえに大量の輸入と輸出で世界経済を牽引する「世界最大のエンジン」になると主張し、世界的な地位はこれまで以上に高くなると強調したほか、日本はG7に名を連ねており、中国の人民元は世界の主要通貨の1つと見なされつつあることから「経済面はもちろん、政治面でも地位のさらなる向上が見込める」と主張した。

 この主張に対し、記事には中国人ネットユーザーから多くのコメントが寄せられており、「日韓と1つになるということは、中国からすれば省が2つ増えるという程度だ」、「記事が主張した内容のことなど、日韓などいなくても中国だけで実現が可能だ」などの声が支持を集めていた。記事の主張はあくまでも仮定だが、最近の日中韓の関係は決して良好ではないため、実現の可能性はゼロと言っても差し支えないだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)