中国メディア・東方網は20日、日本の幼児教育が世界より進んでいることを示す、日本の幼稚園児ができることを紹介する記事を掲載した。

 記事は、幼児教育といえば日本がはるかに世界をリードしているとし、そこには中国人が学ぶに値する教育理念がいくつか存在するとしたうえで、日本の幼児教育において早々に培われる能力について紹介している。

 まずは、子どもが自分で服を着ること。日本では2歳ごろから自分で服を着ることに挑戦させ始め、大人はそばで見守るものの基本的には手を出して手伝うことはしないと説明。幼稚園では着替えを含めて、子どもたちの自活能力を培うことに重点を置いているとした。

 次に、子どもが自分でバッグを持つことだ。日本の幼稚園では保護者が様々な用途の袋を子どものために用意し、子どもたちはこれらの袋やバッグを自分で幼稚園に持って行き、家に持って帰ってくると紹介。保護者が子どもを迎えに行ったとしても、親が率先してわが子のバッグを持つことは少なく、子どもにちゃんと持たせると伝えた。

 さらに、幼稚園では自分で用を足すためのトレーニングも日常的に実施していると伝え、子どもたちは正しいトイレの使い方や体の清潔を保つことなどを学ぶとした。また、その前提として日本の家庭では1歳半ごろからトイレのトレーニングを開始すると紹介している。

 記事はこのほか、日本に特徴的な教育理念として、年齢の異なる園児を一緒に活動させる教育、感謝を教える教育、食べ物をよく噛んで食べる教育等があると紹介。「総じて、日本の幼児教育は幼児を弱者として扱うのではなく、独立した1人の『人間』として育てることをモットーとしている。この教育理念は、子どもたちが立派な大人として成長するうえでとても有効なのだ」と評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)