新型コロナウイルスの影響により、日本を訪れる外国人旅行客の数は激減してしまったが、2020年初までは中国から日本を訪れる観光客も増加の一途をたどっていた。中国メディアの今日頭条は15日、2019年に観光で日本を初めて訪れたという中国人の手記を掲載し、「新型コロナウイルスが終息したら、また訪れたい」と述べていることを伝えた。

 記事の中国人筆者は、19年5月に会社の社員旅行で「人生で初めて日本を訪れた」という。それまでは日本に対する知識は間接的で限られたのものだったので、「日本を訪れることは自らの感覚で日本人を理解する機会となった」と振り返った。

 まず、日本人の印象について「常に相手に気を使っていて、いつも礼儀正しい」と紹介、「すみません」、「ありがとうございます」という言葉を常に口にしていたと伝えた。しかし、これは日本人の一面であり、意外にも「中国人に対して排他的な印象は全く感じられなかった」と指摘した。

 また、中国と比較すると「日本では高齢でも現役で働く人の姿が多いことや、スーツ姿のビジネスパーソンが多かった」と紹介する一方で、「これまで日本人女性は結婚すると皆、専業主婦になると思っていたが、働く女性が意外に多かった」ことは新しい発見だったとしている。

 他にも、食事については「日本の料理は美しく、彩り豊かで盛り付けが繊細だが、味は全く好みに合わなかった」と告白。中国の東北出身という中国人筆者にとっては、油や塩分が控えめで香辛料の効いていない日本料理や、刺身などの生食はまったくもって馴染みがなく、わずか1週間の滞在で5キロも痩せてしまったそうだ。また、大人数で食事をするのが当たり前の中国と比べ、日本の飲食店はどこもこじんまりしていて、「大勢で食事ができない日本のレストランは狭すぎた」と驚きを綴った。

 筆者はこれまで日本について様々な噂を耳にしていたようだが、実際に訪日することで新しい発見と、新鮮な驚きが多かったようだ。文章の最後には「もう一度訪れてみたい」と綴っていることから、どうやら初めての日本旅行は大いに満足できたようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)