中国では国産車よりも外車の人気が高く、日系車やドイツ車をよく見るが、韓国では街で見かける車のほとんどが国産車だ。世界で存在感を見せている日本車も韓国ではあまり売れていない。中国メディアの今日頭条は17日、「韓国人は日本車に乗らないというのは本当か」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、韓国人は自尊心が強いうえに日本人を敬遠するきらいもあると指摘し、「日本車も嫌い」なのかどうかを分析。韓国では「輸入車が全体的に少ない」と強調、2015年の自動車販売台数を見ると、上位10位のうちほぼすべてが韓国車だったと紹介した。韓国車がシェアの多くを占めている韓国では、日本車だけが不遇な扱いを受けているという訳ではなく、「少ない輸入車のなかでもドイツ系の人気が総じて高く、日系車と米系車はあまり売れていない」と指摘。日本とは元来歴史問題もあるので余計に敬遠されるのだろうとしている。

 実際、2019年の輸入車販売台数のランキングを見ると、1位がベンツで2位がBMWとなっており、この2社だけでシェアの半分以上を占めている。しかし、日系車ではレクサスが3位に入っており、トヨタも5位に入った。19年は韓国で日本製品ボイコットがあったため、日系車は全体的に販売台数を落としているなか健闘したと言えるだろう。

 この記事に寄せられたコメントを見ると、「韓国人が国産車を好きなのは、韓国で外国車を買うのは高くつくからだ」という指摘もあった。これは韓国の自動車関税の高さを指しているようだ。

 韓国車は日本市場に進出したこともあったが、現在ではすでに撤退している。こう考えると、反日感情の強い韓国でも日系車がある程度売れているというのは、日系車の質の高さを証明していると言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)