新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、日本を訪れる中国人観光客の足音は途絶えた。しかし、今回のウイルス禍によって日本観光ブームが完全に終息する可能性は低そうで、落ち着いたら日本に行きたいと考えている中国の人はたくさんいるようだ。

 中国メディア・東方網は14日、「私が日本に行く理由、これだけ並べれば十分だろう」とする記事を掲載した。

 記事まず、日本各地に存在する重厚な歴史の雰囲気が、多くの中国人観光客を引き寄せる最大の理由になっていると紹介。日本に行くことで、今の中国ではなかなか感じられなくなった唐の時代の風景や雰囲気を味わうことができるとしたほか、元の姿を残した歴史遺産と現代的な繁華街とのコントラストも日本観光の大きな魅力だと伝えている。

 次に挙げたのは、日本の郊外や農村の風景だ。先進国である日本では、長年の発展により都市と郊外、農村の格差が中国ほど大きくないと説明。一方で、大都市では感じることのできない空気を日本の農村では感じることができ、日本の「秘境」を目当てに訪れる人も多くなっているとした。

 また、日本の電車や新幹線は時間に正確であり、なおかつ充実した鉄道網により移動が非常に快適であること、各種周遊きっぷも用意されており、外国人観光客向けに通常よりもかなり安く、なおかつ1週間通して乗車することができる新幹線のチケットも存在するなど、サービス面でも優れている点にも言及した。

 さらにおいしい食べ物がたくさんあることも日本を訪れたがる理由の1つであり、神戸牛のほか日本の果物を紹介。日本の果物は値段が高いことで知られているものの、実際食べてみると非常に甘くておいしく「高いだけの理由が分かる」ほどであると評している。

 記事はこのほか、ネコやフクロウなどと触れ合うことができる動物カフェ、観光の疲れを癒してくれる温泉、24時間営業しているコンビニエンスストアなども、日本を訪れたくなる理由として挙げた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)