中国メディア・東方網は14日、本人は決して中華圏に深い関わりがあるわけではないものの、中華圏の歌謡界を長年にわたり陰で支えてきた2人の大物日本人歌手を紹介する記事を掲載した。

 記事は、中華圏の歌謡界において楽曲のカバーは日常的に行われていることであり、中華圏内の歌手による曲をカバーするとともに、外国の著名な曲をカバーするケースも少なからず存在すると紹介した。

 そして、中華圏の歌手にカバーされる外国人歌手の中には日本の「国宝級シンガーソングライター」である中島みゆきさんも含まれていると説明。「中島みゆき」という名前や、「ひとり上手」、「口紅」、「あどけない話」、「竹の歌」、「銀の龍の背に乗って」などの日本語タイトルはあまり知られていないものの、中国語版の歌を聞けば多くの人が分かるとした。

 そのうえで、中島さんの曲は多くの中華圏の歌手にカバーされており、その中で日本でも知名度の高い歌姫フェイ・ウォン(王菲)さんは「口紅」、「悪女」など、特に多くの曲をカバーしたと伝えている。

 また、中島みゆきさんと並び、中華圏の歌手に数多くの楽曲がカバーされているもう1人の日本人歌手として、玉置浩二さんを挙げた。特に香港の歌手がカバーすることが多いとされ、ジャッキー・チュン(張学友)さんは安全地帯の「夢の続き」を、レオン・ライ(黎明)さんも安全地帯の「恋の予感」をそれぞれカバーしたことを紹介した。

 記事は、中島さんと玉置さんの楽曲がカバーされるケースが非常に多いことから、中国のネット上では「この2人が中華圏の歌謡界を20年間支えてきた」、「なんと私は小さい頃から日本人が作った歌を聞いて成長してきたのか」といった声すら聞かれると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)