2019年度、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が発表した世界で最も住みやすい都市によると、東京と大阪がトップ10入りしている。世界の主要140都市が審査対象になっていることを考えると日本のレベルの高さがはっきりわかる。特に4つの点を考えると日本に移り住みたいと思うだろう。とはいえ、日本に住むには不便さもあると中国の海外移住関連メディアの移民バンは指摘している。

 まず、記事は日本の魅力四つを紹介している。一つ目は医療水準や医療サービスが世界一である点。日本では医師たちは責任を持って患者に手厚い医療を公平に提供している。看護師のレベルも素晴らしい。さらに、常に日本の医療は進歩を遂げている。日本の医療保険は基本的にすべての薬に適用される。しかし、その点中国では良質の医療を受けようとすると高額の費用を払う必要がある。医療レベルもピンからキリまでで、良質な医療には高額な治療費がかかる。

 二つ目は、教育環境。日本の小中学校では通常の学習に加え礼儀を学ぶ必要がある。さらに、学校で家庭料理の作り方など生活に関わる事を勉強し、こうしたことからも民度の高さが伺え知れる。三つ目は、安全性。夜に一人歩きしている女性を見ると日本は安全な国なんだと感じる。最後に、季節の移り変わりがある。日本には四季があり、一年を通じて季節の変化を楽しむことができる。自然が豊かでそれぞれの季節に美しい景色を楽しめる。

 では、中国人が感じる日本の不便さとはなにか? まず、日本人は丁寧で遠回しの表現をするため、意思がわかりにくい。これも日本に長く住めば理解できるのかもしれない。次に、全体に物価が高い点。野菜や日用品が全体に安い中国と比べると生活コストは中国以上にかかる。最後に、日本ではまだあまりスマホ決済が浸透していないので、買い物など現金を持ち歩かなければならない。そのため日本に来てわざわざ財布を購入する人もいるほどだ。

 海外移住は経済的に余裕のある中国人にとっては関心のある話題だ。特に同じアジアの日本は候補地の一つとして挙がることが多い。いろいろ不便はあっても日本への移住にあこがれを持つ人は多いようだ。コロナウイルスの問題で外国との行き来が難しい状況であるが、今の時期にこうした記事が上がることからも、コロナ後の移住を今のうちから考えているのかもしれない。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)