台湾人にとって日本人や韓国人はビール好きという認識がある。日本や韓国には、仕事帰りに同僚や上司とビールを飲みに行ったり、帰宅後もビールを飲むという習慣がある。ビールを飲んだ後はたいていお風呂に入って寝るだけという人も多いはずだ。しかし日本人、韓国人の中でビール腹の人は少ない。特に、アジアの中の肥満大国といわれる台湾人にとって、健康的な日本人は憧れの存在なのかもしれない。いったいそれはなぜなのか? 台湾メディア郷民中心はこう説明している。

 まず、日本人は食べる量が全体に少ない。お酒を飲んでも食べる量をきちんとコントロールしているのだろう。食べ過ぎた日や飲みすぎた日の次の日は食べる量を減らしているにちがいない。日本料理は台湾グルメに比べてあっさりしているものや、野菜や魚介類も多いので、少し食べ過ぎてもカロリーオーバーにはならないのかもしれない。日本料理は栄養バランスがよく、ビールと一緒に食べるおつまみも健康志向のものが多い。

 次に、日本では歩く機会が多い。仕事は電車やバスで向かいその後は職場まで歩く。または自転車を交通手段に選ぶことも多い。とくに東京などの都市エリアでは常に人が歩いて移動している。バイクに乗ることが日常茶飯事の台湾人には考えにくい現状なのかもしれない。

 最後に、日本は仕事のストレスが多いことでも有名だ。通勤時間も1時間はざらという人も多い。記事はこの点について「日常的にストレスにさらされている日本人はビールを飲んでもストレスで太ることができないのでは」というコメントしていた。

 確かに、通勤ラッシュの電車に乗るだけで相当のカロリーを消費するのだろう。とはいえ、今はテレワークの人も多くなり、外出の機会も減っている。コロナが過ぎ去った後、メタボがやってきた、ということにならないよう、家でも適度な運動をしていきたいものだ。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)