中国メディア・今日頭条は9日、日本を代表するショッピング街として中国人にもお馴染みで、かつて「爆買い」ブーム時には中国人観光客であふれかえった東京の銀座について、「実は日本全国に345カ所もの銀座が存在する」と紹介する記事を掲載した。

 記事は、江戸幕府誕生時に銀貨の鋳造所が設置されたことからその名がついたとされる銀座の歴史を紹介。明治時代には「ガス灯」が真っ先に設置されて文明開化を象徴する場所となり、関東大震災と東京大空襲で大きな被害を受けながらもその都度復興し、今では東京のみならず日本を代表するショッピング街になっているとした。

 そして、「銀座」という言葉が賑やかさ、リッチさ、ファッションといったイメージを帯びるようになり、銀座以外の場所にある日本全国の商店街が競うように「何々銀座」という名前を付け始めたと説明。全国商店街振興組合連合会の統計で日本国内に345カ所もの「銀座」があると紹介している。

 また全国345カ所のうち東京だけで96カ所、そのうち北区だけでも16カ所存在するとしたうえで、同区の十条駅付近には十条銀座商店街と富士見銀座商店街という2つの「銀座」が並ぶという珍現象まで発生しており、「人びとの、銀座という名称に対する熱愛ぶりがうかがえる」と評した。

 さらに、「銀座」の名前を付した商店街のなかには、実際に銀座と関わりを持つ場所もあるとし、その例として観光スポットとしても知られる東京都品川区の戸越銀座を紹介。関東大震災でがれきと化した銀座のレンガをもらい受け、排水工事に利用した経緯を持っていることを伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)