中国の急速な経済成長と都市発展を支えている人たちのなかには、農村から出稼ぎに来ている建設作業員が含まれる。多くの高層ビルやマンションの建設に直接携わる作業員たちだが、その労働環境や生活環境はお世辞にも良いものとは言えない。これと比べると、日本の建設業は作業員にとって恵まれた環境で全く違うそうだ。中国メディアの今日頭条は6日、日本の建設業は待遇が良いと紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本の建設現場は「小さいが管理が行き届いている」と紹介。建設現場というと中国では高層マンションが多いが、日本ではそれぞれの区画は小さいがよく管理されていると称賛している。例えば、建設中の建物を粉塵飛散や落下物を防止するシートで被うことや、道路工事の場合には、交通誘導の警備員を配置するほど安全に気を配っていると紹介し、その細かな配慮を称賛した。

 そのうえ、「環境保護」まで考えていると紹介。中国の環境汚染の原因の1つに高層ビルの建設があると言われている。適切に処理されない建設廃棄物が環境汚染になっているが、日本では建築資材の質が高いので無駄を出さないようになり、廃棄物も建設副産物として再資源化する方法をとっていると感心している。

 ほかにも、プレハブとはいえきれいな事務所があり、デスクワーク用の自分の机があることや、毎日家に帰ることができ、たまには同僚と酒を交わすような生活ができると紹介。中国では建設現場にプレハブの宿舎を建てて、大勢の出稼ぎ労働者が住み込みで働くケースが多いので全く異なっていると言えるだろう。

 ほかにも、安全意識が高いこと、収入も高いこと、しっかりとした保険に入れることなど、中国の建設業とは待遇が全く違うと紹介している。こうしてみると、日本の建設業は、そこで働く人々にとって中国よりもずっと恵まれた環境にあると言えるのは間違いないだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)