生食の習慣がない中国でも最近は日本料理店が増え、寿司や刺身が比較的身近なものになった。それでも炙りサーモンなど火を通したものの人気が高く、やはり生食のハードルは高いようだ。とはいえ、中国にも全く生食文化がないわけではない。中国メディアの今日頭条は1日、日米韓3カ国の生食文化を紹介し、中国の生食と比較する記事を掲載した。「どの国の生食文化が一番センセーショナルか」を紹介している。

 生食文化と言えばやはり日本が筆頭に挙げられるだろう。記事は、日本人は海の幸だけでなく、「たまごでさえ生で食べる」と紹介。記事の中国人筆者にとっては、魚よりもたまごの方が生食に抵抗があるようだ。たまごを丸呑みするのではなく、ご飯の上にかけて食べる、と信じられないといった様子で伝えた。 

 続けて、韓国では「生のタコがテーブルに運ばれてくる」と紹介。これはテナガダコを生きたままぶつ切りにして調味料を付けて食べる、タコの踊り食い「サンナクチ」のことのようだ。記事の筆者はこの食べ方について「目が開かれる」と驚いているが、これはさすがの日本人にもなかなか勇気が必要かもしれない。

 次いで紹介したのが米国の「ステーキ」。完全な生食ではないが、レアでステーキを食べる米国人は牛肉を生で食べているのも同然と扱っている。中国ではしっかりと焼いたウェルダンで食べる人がほとんどであるため、レアで食べる米国人が信じられないようだ。

 では、中国にはどんな生食があるのだろうか。記事は、上海には酔蝦(酔っぱらい海老)という珍味があると紹介。これは紹興酒のなかに泳がせた海老の踊り食いだが、中国はさすが美食大国だけあり、中華料理は外国人に人気であると伝え、中国が一番すごいとしている。

 生食と言えばやはり日本のほうが種類は多そうだが、中国にも生で食べる料理があるというのはあまり知られていないことであり、興味深いことではないだろうか。試してみたいという人もいるかもしれないが、海外では衛生面でしっかりと管理されている場合にのみチャレンジしたほうが良さそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)