世界で日本に親しみや好感を持っている国はわりと多いが、このなかにはロシアも含まれるという。中国メディアの今日頭条は29日、日本人はロシア人からも好かれていると紹介する記事を掲載した。しかし、「ロシア人は中国人が嫌い」であるとし、その理由を分析する記事を掲載した。

 中国とロシアは国境を接した隣国同士であり、過去にはトラブルもあったものの、全体的に良好な関係を保ってきたと記事は紹介。多くの中国人は、ロシア女性は美しく、ロシア男性は強健で酒に強いとポジティブなイメージを持っているという。

 しかし、ロシア人は中国人に対して「強い警戒心を持っている」という。ロシアは土地が広いわりに人口が少なく、中国は人口がどんどん増加しているほか経済も発展して強くなっているため警戒しているのだと主張している。また、1980年代に中国は物資不足のロシアに粗悪品や偽物の酒、衣類などを売りつけたことで、悪いイメージが根付いてしまったという。

 それに対し、「日本人に対するイメージは非常に良い」と記事は紹介。日本とロシアは現在でも緊張した関係にあるが、過去の日露戦争で日本はロシアに勝利しながら賠償金を求めなかったことや、第2次世界大戦末期にはロシアが関東軍に対して完全勝利して「メンツを取り戻した」ので、日本人はロシアからの恨みを買わずに済んだと分析している。そのうえ、日本製品は品質が「中国製品よりも比較にならないほど良い」ので、ロシア人は日本に好感を持つようになったと伝えている。 

 この記事に対して、中国のネットユーザーからは「中国のことが好きな国はあまり多くない」との指摘や、「自分で招いたことだ。製品が不合格で劣悪ならば自分の国の製品でも好きになれない」と、中国製品の品質に問題があるとの意見が寄せられていた。さらには、誠実なビジネスをする日本を称賛し、「自称5000年の歴史を持ち、礼儀の国だと自賛する中国にとっては皮肉なこと」と反省を促すコメントも見られた。

 こうしてみると、日本が好感を持たれるのにはそれなりの理由があり、中国の世界でのイメージを向上させたいと思うなら、製品品質の向上など日本から学べることが多くあるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)