新型コロナウイルスの感染が世界的に広がるなか、日本のJリーグのクラブに在籍する元ブラジル代表FWジョー選手が「日本で感染者が少ないのは、環境がとてもきれいだからだ」と語ったことが先日注目を集めたが、中国メディア・東方網は25日「日本の街はどれだけ清潔なのか、行った人にしかわからない」とする記事を掲載した。

 記事は、日本の街について非常にきれいであり、ゴミ箱をほとんど見かけないにもかかわらず清潔が保たれているという話をよく聞くとしたうえで「事実は本当にそうなのだろうか」と疑問を投げかけ、実際の日本の様子について写真付きで説明している。

 まず、観光スポットにしても商業施設にしても、そして大小さまざまな路地においてもゴミ一つ見当たらないほど「まるで水洗いしたばかりのように」清潔が保たれていると紹介した。

 そして、日本人は小さい頃から自覚をもって清潔を保つよう習慣づけられており、ごみの分別についても教育が行われると説明。また、日本ではごみのポイ捨ては処罰の対象となり得る行為であり、悪質なポイ捨てに対しては5年以下の懲役や1000万円以下の罰金が科される可能性もあると伝えた。

 記事は、日本に住んでいると地域によってはゴミを数十種類に分別して捨てる必要があると紹介したうえで、外国人観光客にそこまで厳しい分別は求められないものの、うっかりポイ捨てをしようものなら相応の懲罰を受けることになるため、「決められた場所に自覚的にゴミを捨てる」という行為についてはしっかりとやらなければならないとしている。

 東京で新たな感染者の増加ペースが高まっており、今後日本国内でどれだけ感染者が増えるかは全く分からない状況だ。その中で、「清潔な環境」がどれだけ感染を食い止めたかを知る由はないが、一方で多少なりとも感染者増加の抑止に寄与していることは間違いないだろう。感染を最大限防ぐためにわれわれ市民ができることは、濃厚接触の可能性を減らすこととともに、手洗いうがいを始めとして自身とその周辺の環境を清潔に保つことだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)