日本と同様に高齢化社会を迎えつつある中国では、老後の生活や認知症に対する関心が高まっている。健康で長生きをするためには日ごろの生活習慣が大切だ。中国メディア・東方網は26日、日本で若々しく元気な高齢者が多い理由について紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本の高齢者について、家でじっとしているよりも何かをしていることを好む人が少なくないと紹介。図書館に行ったり、公共施設などでボランティア労働に参加したりといった活動をすることで何もしないでぼーっとしている時間を減らし、脳が活性化されているとした。

 一方で、中国では定年退職した多くの高齢者が家で静かに暮らしており、頭を使うことも少ないと指摘。このような生活が長く続けば、脳の機能が低下して認知症を発症する可能性が高まると伝えた。そして、日常的に本を読む、他人と交流する、新しい物事に好奇心を持つといった習慣が、大脳の細胞の急激な老化を防いでくれると説明している。

 さらに、「頭を使う」必要性の他にも、常に大量のエネルギーを消費する脳に十分な栄養を与えることも非常に重要だとし、ナッツ類や魚肉といった食品が脳のエネルギー補充にとって効果的であると伝えた。

 記事が紹介した内容は、日本に限った話ではない。中国でも公園で「広場ダンス」をしたり、近所の仲間と談笑したりと、外に出て活発に行動する高齢者は少なくない。脳が活性化するような「生きがい」を持っているお年寄りが、健康的で若々しいのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)