中国メディア・東方網は24日、新型コロナウイルスの感染拡大により桜の花見スポットでの宴会自粛が呼びかけられている日本で、家に居ながら「花見酒」が楽しめる盃が注目を集めていると報じた。

 記事は、日本政府が例年のような花見の宴会を行わないよう呼びかけているなかで、お酒を入れると底に描かれている桜の枝に満開のピンクの花が咲く仕掛けのあるお猪口が、人びとの心を慰めているとし、実際にその様子を撮影した動画がSNS上で公開されると非常に多くの人が再生するとともに「いいね」を付けたと伝えている。

 そして、この不思議な仕掛けのあるお猪口は岐阜県の食器メーカーが製造したもので、このメーカーでは同じように桜の花が満開になるシャンパングラスも生産していると紹介。これらの製品には温度によって変色する素材が用いられており、冷たい飲み物を注ぐと絵が出現するもの、温かい飲み物を入れると黒い絵柄に色がつくものの両方が製造されているとした。

 動画では、器に液体を入れるとまるで「はなさかじいさん」のようにパッと鮮やかなピンク色の桜の花が咲く様子が見て取れる。桜を愛する日本人のみならず、中国の人にも好まれそうな趣豊かな酒器だ。記事は、盃のペアセットが3300円と決して安い値段ではないものの、動画が紹介されてから飛ぶように売れ、現在は「次回販売時期未定」の状況になっていることを紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)