中国メディア・東方網は23日、春になると日本で大量に出現する「季節限定の桜デザイン商品」が毎年多くの消費者から歓迎される理由について考察する記事を掲載した。

 記事は、日本人はとにかく「限定もの」が大好きであり、冬になれば冬季限定の商品やパッケージが続々と登場し、春がやってくれば今度は春限定のアイテムが次々と出現すると紹介。日本人はさまざまな「限定品」のコンセプトを持っているが、最も大きなコンセプトの1つが、春の時期の「桜」であるとした。

 そして、毎年春になると日本国内のスターバックスコーヒーは季節限定の桜デザインのカップ、タンブラーや、桜をイメージしたドリンクを発表し、コカ・コーラも中身はいつもと同じながら桜のデザインを取り入れたラベルを期間限定で発売、カルビーもかっぱえびせんやサッポロポテトといったスナック菓子について期間限定で「桜デザイン」のパッケージ商品を製造するなど、さまざまな桜関連の限定企画を紹介している。

 そのうえで、これほどまでに「期間限定」や「地域限定」が多くの人を引き付ける理由について「ちょうど、われわれが故郷に帰って戻ってくるときに友人や知人のために買うお土産のようなものかもしれない」と説明。ビーフンと言えばやはり湖南省、火鍋のベースと言えば四川省や重慶市といった具合で、「この地域、この季節でなければ手に入らない」、「手に入れられるのはこの数日だけ」という感覚が、消費者に「これは買わなければ損だ」という気持ちを抱かせるのだろうと分析した。

 ここ数日の暖かい天気で、各地の桜も一気につぼみを綻ばせたようだ。今年は新型コロナウイルスによる異様なムードで迎えることになった桜の季節。花見スポットでの宴会はちょっとがまんして、美しい桜の花びらを静かに眺め、心を落ち着けたい。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)