サッカー日本代表の監督を務め、その後に中国スーパーリーグの北京国安でも指揮をとったアルベルト・ザッケローニ氏はこのほど、メディアの取材に対し、新型コロナウイルスの感染が拡大するイタリアの現状について語ると共に、東京五輪についても触れ、「自分は日本人の気持ちが良く分かる」などと語った。懂球帝が報じた。

 新型コロナウイルスの感染拡大によって、イタリアでは23日までに感染者が6万3000人を超え、死者も6000人を超えるなど、深刻な状況となっているが、記事は、ザッケローニ氏は現在、チェゼナティコにある自宅で待機中であることを紹介しつつ、ザッケローニ氏がインタビューに対して「イタリアは大きな困難に直面しているが、きっと苦境は抜け出せる」と語ったことを紹介した。

 一方で、ザッケローニ氏は「サッカーに対する情熱は失われていないが、今の時点でサッカーについて語り、考えるのは非常に難しい」と述べ、「なぜなら今は新型コロナウイルスという敵についてすら理解不足なのが現状だから」と述べたことを伝えた。

 また記事は、ザッケローニ氏がかつて監督を務めた日本が五輪開催を巡って難しい状況に追い込まれていることについて、「自分は日本人の気持ちが良く分かる」と述べ、「たとえ正常な開催が難しいとしても、(延期や中止が正式に決まるまでは)日本人は開催に向けて全力を尽くそうとするだろう」と語ったことを紹介。

 そして、新型コロナウイルスの感染状況は国によって異なり、収束する時期も国によって異なる状況においても、日本は開催時期を自由に変更することができないものの、想定されるシナリオに応じて「日本はしっかり準備を進めているはずだ」と述べ、たとえ延期となったとしても「東京五輪が開催されれば、すばらしい大会になるのは間違いない」と語ったことを伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)