「限定商品」と聞いて魅力を感じ、手に入れたくなる人は多いのではないだろうか。中国メディアの界面は21日、「日本の限定商品はなぜこんなにも消費者を惹きつけてやまないのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、その理由を分析した。

 商品の販売方法やマーケティング手法には「お国柄」があり、中国では一般的であっても日本ではほとんど見られない販売方法の1つに「買一送一」というものがある。これは「1つ買ったら、もう1つおまけでついてくる」というものであり、中国や台湾では日常的に見られる販売方法だ。

 一方、日本ではジャンルを問わず、季節や場所に応じた「限定商品」を見かける機会が多いが、記事は日本を訪れたことのある中国人ならば「期間限定」という表示を見かけたことがあるかもしれないと指摘し、期間限定のなかで最もポピュラーなのは「季節限定」であり、日本ではその季節にしか味わえない、あるいは買えない商品が登場すると紹介。これは限定という緊迫感を消費者に持たせることで、売り上げにつなげる狙いがあると指摘した。

 また、日本では「地域限定」と言われる限定商品もあり、地域ならではの果物や特産品、名産品を生かした限定の商品が日本全国で発売されていると紹介したほか、「コンビニ限定」という商品もあり、日本ではあらゆる場所に「限定品」があって、「そこでしか買えない」という特別感が消費者を惹きつけるのだと指摘した。

 中国では人口が多く、各国のメーカーが市場に参入しているせいか、発売される商品の数は桁違いに多く、スーパーの棚には様々な商品がずらりと並んでいるが、日本のような「限定」を売りにした商品はほとんどないように見受けられる。中国人も日本で見かける限定商品に心惹かれることがあっても、中国国内においては「1つ買えば、もう1つおまけでもらえる」という「お得感」を打ち出した手法の方を好むということなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)