学生にとって、たった10分ほどの休み時間でも息抜きや気分転換のための貴重な時間だ。しかし、この休み時間の過ごし方が日本、韓国、中国などで違いがあると中国メディア影視道路永不止は説明している。

 まず、韓国や日本の学生たちは、友達と一緒に遊んだり話したりするのが好きなようだ。例えば、韓国ではみんなで美顔アプリなどを使って自撮りや学生同士の写真を撮り、SNSにアップするのが流行っている。一方、日本の学生も休み時間になると学生同士会話して過ごすことが一般的だ。

 その点、中国の学生たちは休み時間に何をしているのだろうか。中国の学生は休み時間を睡眠に当てることがほとんどだ。朝早くから夜遅くまで授業があり、授業のあとは大量の宿題をこなし、塾通いをして勉強漬けの生活を送っている。そのため、10分の休み時間はもっぱら睡眠に使うのだ。しかも、なるべくしっかり睡眠が取れるように、睡眠用の枕を持参して登校する学生もいる。

 中国メディアは、この状況について「学校で恋愛を楽しむこともない。家に帰っても宿題ばかりでゲームもする時間すらない。そんな学生たちに唯一残されているのは寝ることだけだ」と結んでいる。

 確かに、「ゆとり教育」の弊害について論議されてきたが、「詰め込み教育」の弊害も無視できない。生き残るための熾烈な競争が繰り広げられる中国。休み時間に睡眠を取る習慣は疲れ切ったビジネスマンだけでなく、小学生時代から始まっている。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)