日本はここ数年、国内総生産(GDP)で世界第3位をキープしている。2010年に中国に抜かれるまでは世界第2位だったが、第2次世界大戦で焼け野原になった敗戦国の日本が、ここまで発展できたのはなぜだろうか。中国メディアの百度は20日、「資源が乏しく、人口も少なく面積も小さい日本は、いかにして戦後の急速な発展を遂げたのか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、日本がいかに資源の乏しい国であるかを紹介。中国と比べると小さな島国で、鉱物資源に乏しく、多くの品目を輸入に頼っていると指摘した。鉄鋼資源は意外と充実しているものの、全体的に資源に乏しいので物価が高く、「果物の高さでは中国人を驚かせている」と伝えた。

 しかし、「資源が不足していた」からこそ今の日本があるとも言えるという。日本人は長所で短所をうまく補うことで発展してきたと論じた。資源の不足を補う産業、例えば、製造業やアニメ、教育などは徹底的に突き詰められ、科学技術には思い切った投資をしてきたので、「アジア唯一の先進国」になれたのだと記事は称賛している。

 それで記事は、日本は「小さくとも強い国」だと評価。敗戦国として米国に占領された時期には、米国が建てた工場を利用して製造業を発展させ、技術を吸収してきたと分析している。そのうえ先見の明があり、発展に必要なのは「技術と人材育成の2つ」だと見極め、すぐに行動する行動力もあり、戦後の急速な発展が可能になったのだと論じた。

 日本の急速な発展には、タイミングの良さが指摘されることが多いが、決して運だけではなかったと言えるだろう。また、こうしてみると隣国である中国が、日本を「恐ろしい国」と表現するのも大げさではないだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)