中国メディア・東方網は19日、東京五輪で灯される聖火がギリシャから日本に「無観客」で運ばれたことを報じた。

 記事は、今年の東京五輪聖火引き渡しセレモニーが19日にギリシャ・アテネで行われ、オリンピアで採集された聖火がギリシャ五輪委員会によって東京五輪組織委員会に渡されたと紹介。本来はギリシャ国内でも聖火リレーが行われる予定だったが、同国内での新型コロナウイルス感染拡大により中止を余儀なくされたと伝えた。

 また、同組織委員会が聖火を運ぶために用意した専用飛行機にはパイロットとキャビンアテンダントのみが搭乗し、余計な面倒を起こさないようにとの配慮から、同組織委員会関係者は誰も乗っていなかったと説明。このため、19日に行われた引き渡し式の会場には記者やごくわずかの来賓しかおらず、非常に閑散とした雰囲気だったと紹介している。

 記事は、聖火は日本に到着後26日に福島からリレーがスタートするが、「盛大なスタート」をテーマにしていたものの新型ウイルスの影響によってやはり「無観客」で行われることになるとした。そして「聖火の日本への到着は、東京五輪が最後の準備に入ることを意味する。しかし、困難が積み重なっている状況で、予定通り開催できるかどうかはなおも謎だ」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)