訪日中国人のなかには何度も日本へ旅行に来ていたリピーターが少なくないが、何度来ても日本の文明レベルの高さには驚かされるようだ。では、日本はどのようなところが文明的なのだろうか。中国メディアの新浪網は16日、「日本が文明的な国である証拠」を紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、「食」に関することとして、商品のQRコード1つで生産者情報や使われた農薬、調理方法などを知ることができると紹介。また、どの商品にも賞味期限や消費期限が明記されている厳しい決まりがあると伝えた。さらに、水道水を沸かさなくてもそのまま飲めることや、フードコートやファストフード店などで客が自ら食器を片付けるほど民度が高いと紹介している。

 他にも、「生活面」でも日本の高い文明レベルが感じられるという。日本では、賃貸住宅に住む人が多く、政治家でさえ議員宿舎に住んだりすると合理的な日本人の考え方を称賛。中国では経済力がなくても家を買わなければならないという圧力があるが、それとは対照的だ。他にも、公衆トイレにまで温水洗浄便座の設備が付いていることや、住宅に防犯柵がなくても安心して生活できる治安の良さも指摘した。

 記事はほかにも、公共の乗り物が時間に正確であることや、駅の窓口には高齢者や障がい者、妊婦などのための窓口があり優先してくれると紹介。中国でよく見かける優先窓口は軍人専用で、日本との違いを感じさせる。また、住民が安心して生活できるように、災害に備えた防災倉庫や避難所があることや、受動喫煙を防止するため喫煙場所が決められていること、女性を守るために、電車やホテルなどには女性専用の車両やフロアがあると紹介している。

 中国でも、文明的になろうというスローガンがあちこちに掲げられており、国民も全体的に民度を上げようと意識しているためか、以前と比べるとずいぶん住みやすい社会になってきてはいる。とはいえ、日本と比べるとまだまだ及ばない点が多くあると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)