中国メディア・東方網は18日、「日本人に声をかける時には、注意が必要だ」とし、日本語では相手に話しかける際に中国語のように頻繁に呼称を用いないことを紹介する記事を掲載した。

 記事は、呼称について「社会において人と人との関係を表すもの」であるとし、会話やあいさつにおいては呼称を用いることで相手との関係性をはっきりさせることができると紹介。中国では知らない人に道を尋ねたり話しかけたりする際にも「おにいさん」、「おねえさん」といった呼称を用いる一方で、日本ではそのようなことは少なく、ほとんどの場合「すみません」と声をかけると伝えた。

 また、親戚のおじさんの家に遊びに行き、おじさんにあいさつするときも中国では「おじさん」と呼称を使ってあいさつするのに対し、日本では「おじさん」とは言わず「こんにちは」と言い、その後ろにも呼称をつけないのが一般的だと紹介。さらに、学校でも中国では「先生こんにちは」、「校長先生こんにちは」とあいさつするのに対し、日本では誰に対しても「こんにちは」で済んでしまうとしている。

 一方で記事は、日本人があいさつしたり声をかけたりする際に絶対に呼称を使わない訳ではないものの、日本のドラマやアニメの作品を見る限りは大抵呼称が省略されており、その方が日本語としては自然な印象を覚えると説明した。

 日本語では一般的な会話や文章においても多くの場合、氏名や呼称、「わたし」、「あなた」、「彼」、「彼女」など、主体や対象となる人物を明確にする言葉が省略される一方、中国語では省略されることは少ない。このため、中国語をそのまま日本語に訳すと往々にして「わたし」や「あなた」が頻発し、くどくどしい日本語になってしまうのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)