新型コロナウイルスの影響により、日本、中国、韓国の3カ国で多くの小中学校・高校が休校状態となっている。そのうち日本だけは「この時期の休校」が持つ意味合いが異なる。なぜなら、日本だけは3月が卒業の季節だからだ。

 中国メディア・東方網は17日、新型ウイルスの影響により日本で卒業式を迎えられなかった児童や生徒が少なからずいる中、オンラインゲームの「マインクラフト」で卒業式が行われたと報じた。

 記事は、中国では新型ウイルスのために今年は冬休みが非常に長くなっており、多くの学校で新学期を迎えられず、子どもたちが自宅でオンライン授業を受けていると紹介。日本でも休校措置が取られているが、日本では卒業シーズンに当たるため、多くの子どもたちが待ちに待っていた卒業式ができないまま学校を巣立っていくことになると伝えた。

 そのうえで、「マインクラフト」のなかで「リアル卒業式」ができない子どもたちが集まって一緒に卒業式を行う企画が持ち上がり、14日に式が執り行われたと紹介している。式の様子を映した画像からは、講堂の中に演台や赤じゅうたん、座席などが本当の卒業式同様に設えられていることが見て取れ、企画に参加した人たちの創造性と努力が感じられるとした。

 さらに、校長や来賓のあいさつ、卒業証書の授与、校歌の斉唱、記念撮影など本物さながらの式次第も用意されたことを紹介し「ゲームの中で行われた卒業式からは、おもしろさとともに温かみも伝わってきた」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)