日本のほとんどの牛乳パック上部には半円形の凹みがある。これにはどういう意味があるのだろうか? 誰か故意につけた印でも、牛乳を開けるためにかかせないわけでもない。実はこれ、視覚障害者が生乳100%乳製品とそうではない乳製品を区別するために設けられているのだ。日本のモノづくりには、このように細部までこだわりと親切が詰まっていると、中国メディア家物は日本の徹底したモノづくりについて紹介している。

 例えば、ほとんどの缶飲料には点字が刻まれている。それは、視覚障害者がアルコール飲料を購入しているかわかるようになっているのだ。

 さらに、紙パック飲料には消費者が楽に折りたためるように簡単なメッセージが表示されていたり、あるヨーグルトは内ふたにヨーグルトが着かない設計になっている。さらに、ふたの内側にまでちょっとしたメッセージが添えられている。日本の製品には、食べる前から食べ終わってから捨てるまで、消費者への親切があふれているのだ。

 さらに驚くような設計がある。それは真空パックされたソーセージ。普通にパックされていると取り出すのに苦労する。しかし、日本のメーカーのソーセージは、一番初めの一本目のソーセージが取り出しやすいように、最初から一本だけ斜めにパック詰めされているのだ。消費者の目線に立って親切に設計されている。

 さらに、親切設計が施されているのは食べ物だけではない。シャンプーやコンディショナーを区別するために、シャンプーボトルの側面にぎざぎざが施されていて、視覚障碍者が手に取っただけで分かるようになっている。

 日本の高速道路にあるパーキングエリアには、トイレ入り口に空きトイレと使用中トイレがカラーで表示され、すぐに空きトイレをチェックして使用し、無駄な時間を省くようにしている。

 ある観光地のバスは外の景色を人々が見やすくするために、いくつかのバスの座席は特別に窓向きに配置されるという配慮がなされている。

 試着する際に、ファンデーションや口紅などが洋服に付着するのを防止するためにフェイスカバーが各試着室に置かれたりもしている。

 記事は「日本人のすることはどれも丁寧で、便利だということは認めざるを得ない」というコメントしている。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)