新型コロナウイルスの感染拡大は日本の観光業界に大きな暗い影を落としている。逆を返せば、日本の観光業はそれだけ中国人インバウンドに大きく依存していたと言えるだろう。

 中国国内では新たな感染者の増加ペースが大きく鈍化していると言われ、すでに企業の活動も再開され、日常の生活を取り戻しつつあるようだが、日本では新たな患者の増加に歯止めが掛かっていないため、日本への渡航を考えていた中国人のなかには「いつになったら日本に行けるのか」と憂慮している人も多いという。

 中国メディアの網易は10日、日本は新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるのに苦労していると主張する記事を掲載し、「いつになったら日本へ行けるのか」と心配している中国人は多いと伝えた。

 記事はまず、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、日本は9日から中国と韓国からの入国規制措置を発動したと紹介。それにより、日本に滞在できる査証(ビザ)を所有している中国人や日本を旅行で訪れようと考えていた中国人にとっては大きな問題が生じてしまったと伝えた。

 特に、4月から日本に留学する予定だった学生や、中国に一時帰国していた人たちにとって、今回の入国規制措置は大きな混乱をもたらしたようで、中国のネット上でもどのように対応すべきか、多くの中国人が情報交換を行ったり、相談したりしていたことを紹介した。

 記事は、多くの中国人は日本に魅力を感じていると伝え、旅行や留学などで日本行きを予定していた人は多かったと指摘する一方、新型コロナウイルスの問題によって「いつになったら日本に行けるのか」と心配している人が増えていると主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)