中国メディア・東方網は13日、豆腐発祥の地として広く豆腐やその料理が食されている中国に引けを取らないほど豊かな日本の豆腐文化について紹介する記事を掲載した。

 記事は、豆腐が中国の食卓で最も日常的に見かける食材であり、麻婆豆腐や火鍋のほか、各地方の様々な料理に用いられ、古代の皇帝の御膳にも豆腐が用いられていたと紹介したうえで、隣国の日本にも非常に独特な豆腐文化が存在しており、豆乳をにがりで固めたオーソドックスな豆腐のほか、多種多様な豆腐が存在すると伝えた。

 そして、日本の豆腐は奈良時代に中国から日本に伝わったものであることを日本人自身も認めている一方で、「日本における豆腐の地位は非常に高い」としている。

 その理由について、豆腐の見た目が真っ白で純粋無垢なイメージを与えること、奈良時代の食べ物に困窮していた時代に最高のタンパク源として珍重されていたこと、多くの名門貴族が豆腐を好んで食べていたことなどを挙げ、長い年月が経過するなかで豆腐が日本人の間で崇高な地位を得るに至ったと解説した。

 また、かつては肉類に代わる貴重なタンパク資源だった豆腐が日本で今もなお愛され続ける理由には、なおかつ大豆をそのまま食べるよりも消化されやすいという現実的な長所があるとも紹介。主役にしても脇役にしても非常に多くの豆腐料理が存在し、高たんぱくで脂質が低いダイエット向け食品としても珍重される現在の豆腐の状況を、古代の人たちは全く予測できなかったかもしれないと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)