中国メディア・海外網は12日、新型コロナウイルスの感染例が増え続けている日本で、根拠のない憶測から納豆の売り上げが増加していると報じた。

 記事は「マスク、トイレットペーパーに続き、日本では納豆が売り切れる現象が発生している」とし、納豆で有名な茨城県で現在まで新型コロナウイルス感染者が1人も確認されていないことから、「多くの人が、納豆の効果によるものだと考えている」と伝えた。

 そして、東京都内の一部スーパーでは数日前より納豆が売り切れる状況が起き、1人1点限りの購入制限を設けるようになったとしたほか、大手食品メーカーが現在の納豆の出荷量について、昨年の同じ時期に比べて2割増えたと明かしたこと、多くの消費者が「納豆は免疫力を高めてくれるらしいので体にいい」との認識を示していることを紹介した。

 その一方で、消費者庁が10日に記者会見を開いた際、「新型コロナウイルスの予防に効果があると言われている物については、現時点でその有効性を示す合理的、客観的な証拠は存在しない」とし、消費者に注意を呼びかけたことを併せて伝えている。

 中国でもかねてより体にいいとして注目されてきた納豆が、日本で新型ウイルス対策として売り上げを伸ばしている状況について、中国のネットユーザーは「中国でも生薬が効くって話があったが、日本でも同じようなものなんだな」、「人間の性質は、どこも一緒だ」、「日本人はいろんな食べ物を体にいいとして信じるよね」、「現時点で特効薬が見つかっていないことに絶望感があって、本当かどうか分からない情報であってもすがってしまおうという心理」といった感想を残した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)