昨年は、消費税増税に伴うキャッシュレス・ポイント還元事業がスタートしたことで、キャッシュレス決済への注目が高まった。SMBCコンシューマーファイナンス(代表取締役社長:金子 良平)が実施した「20代・30代・40代の金銭感覚についての意識調査2020」で、QRコードを含むキャッシュレス決済の利用率が大幅にアップしたことが分かった。

 同調査は、2019年12月20日~23日の4日間、20歳~49歳の男女を対象にインターネットリサーチで実施し、2,000名の有効サンプルを集計した。

 キャッシュレス決済の利用状況について、「あてはまる(計)」を年代別にみると、<スーパーやコンビニなどでの普段の買い物では現金決済よりキャッシュレス決済のほうが多い>では、20代53.9%、30代60.0%、40代59.6%となり、20代よりも30代・40代のほうが、キャッシュレス派の人が多いようだ。

 キャッシュレス派の人の割合を前回(「20代の金銭感覚についての意識調査2018」「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019」)の調査結果と比較すると、20代では前回44.1%→今回53.9%、30代では前回52.8%→今回60.0%、40代では前回53.4%→今回59.6%と、いずれの年代においても増加しているが、20代の増加が目立った。

 また、<消費税増税後に、キャッシュレス決済をする機会が増えた>では、20代53.8%、30代56.2%、40代54.4%と、いずれの年代においても半数以上の人が消費税増税後のキャッシュレス決済機会の増加を実感している結果となった。

 一方、全回答者(20代1000名、30代500名、40代500名)に、支払いや買い物に関するアプリを使用しているかを聞くと、アプリの使用率は、いずれの年代においても1位は「ネット通販アプリ(Amazon、ZOZOTOWNなど)」、2位は「QRコード決済アプリ(PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、Origami Payなど)」だった。

 また、30代と40代の結果を前回の調査結果と比較すると、<QRコード決済アプリ(PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、Origami Payなど)>の利用率で、30代(前回13.6%→今回46.8%)では33.2ポイント上昇、40代(前回14.2%→今回42.6%)では28.4ポイント上昇と大幅に増えていることが分かった。(図表は、SMBCコンシューマーファイナンス「20代・30代・40代の金銭感覚についての意識調査2020」より)