中国メディア・中国僑網は11日、日本にいる外国人留学生の多くが日本人とうまく付き合うことを重視するとともに、永住者になりたいと考えていることが調査で明らかになったと報じた。

 記事は、日本の複数の地方紙によって外国人留学生113人と外国人技能実習生125人を対象に、それぞれの関心事や日本での生活に関するアンケート調査が行われたと紹介。その中で、外国人実習生が特定技能在留資格をいかにして取得するかについて最も関心を持っているのに対し、外国人留学生は日本人とうまくやっていくことに一層関心を抱いていることが明らかになったと伝えた。

 また、日本に永住したいかという質問に対しては、留学生の53%が希望や期待を示した一方で、技能実習生では37%とやや低い結果になったほか、「日本人の友人ができたか」という質問では技能実習生の46%「できない」と答え、技能実習生が日本社会と深く触れ合う機会が不足していることが浮き彫りになったとした。なお、日本の友人ができたと答えた留学生の割合は72%に達したという。

 中には日本の社会や文化に触れたいという目的意識を持っている技能実習生もいるかもしれないが、多くの場合は日本で確かな技術を身に着け、自国に戻って技術を生かしたいと考えているのだろう。とはいえせっかく日本で働くのだから、日本の社会にもできるだけ多く触れる機会があってもいいのではないだろうか。

 記事は、宮城県仙台市で技能実習生として働く中国人女性が「言葉の問題などがあって、日本社会に溶け込むうえで大きなプレッシャーを感じる。日本社会と融合する中で特定技能ビザが取得できれば、それは素晴らしいこと」と語ったことを伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)