以前、中国のネット上で「中国の公衆トイレではトイレットペーパーを備え付けてもすぐに誰かが持って行ってしまうが、日本では市民のモラルが高く、複数置いてあっても誰も持って行かない」といった内容の情報が紹介されていた。しかし、残念ながらこの情報が真実ではないことが、昨今の「トイレットペーパーパニック」で露呈してしまったようである。

 中国メディア・今日頭条は11日、日本でトイレに備え付けのトイレットペーパーが盗まれる事案が頻発しており、業を煮やしたある商店主がトイレに「呪い札」を貼り付けてペーパー泥棒を撃退する作戦に出たと報じた。

 記事は、日本で新型コロナウイルスの感染が拡大するなかでマスクの在庫不足が続くと同時に、ネット上に流れたデマの影響によりトイレットペーパーも手に入りにくい状況が続いていると紹介。そんななか、商店や公共施設などのトイレでは、備え付けのトイレットペーパーが盗まれる事案が頻発していると伝えた。

 そのうえで、やはりトイレのペーパーが毎日のように盗まれる状況に頭を悩ませていた日本の商店主が「呪いの札による邪悪な力を集めてペーパーを守る」という奇抜なアイデアを閃き、呪い札を自ら作成してトイレに3枚並べて貼り付けたとした。そして、このアイデアが功を奏し、呪い札を貼り付けて以降とペーパーが盗まれることがなくなったという店主の話を紹介している。

 また、このアイデアに対して日本のネット上では「賢い。トイレットペーパー1ロールのために呪われてもいいと思う人はいない」、「素晴らしいアイデアだ。見た目もクール」といった賞賛の声が出たと伝えた。

 記事は、日本では「ゴミのポイ捨てや立小便などをさせないために呪い」や「罰が当たる」という警告を示すケースがしばしば見られ、一定の効果を上げているとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)