このところ、電車内をはじめとする公共の場において咳をするだけで他人から白い目で見られた離、謝罪を求められたりする「咳ハラスメント」「コロナハラスメント」現象が日本でしばしば発生しているという。中国メディア・海外網は10日、新型コロナウイルスの感染拡大で緊張感が高まるなかで、「咳ハラ」「コロハラ」を避けるためのアイデア商品が登場したことを報じた。

 記事は、新型ウイルスへの感染例が日本各地で見つかり、公共の場所でこらえきれずに咳をした際に、周囲から冷たい視線を浴びる人が増えるなか、日本のある雑貨店が発売した新商品が、「気まずい場面」を避けられるとして人気を集めているとし、「花粉症」、「ぜんそく」といった文字が書かれた手作りのバッジやキーホルダーを紹介した。

 そして、これらの商品を制作した雑貨店主が「喘息持ちで、どうしても咳が出てしまうが、たとえマスクをしていても周囲から視線を感じ、申し訳ない気持ちになった」という自身の体験が制作、販売の動機になったと伝え、特に2月下旬以降は急に注文数が増えて1日に30~40個売れる人気商品となり、供給が需要に追い付かない状態であるとした。

 咳やくしゃみは本来、自分の体を異物から守ろうとする生理現象であり、無理にがまんせずに周囲に配慮したうえでするべきものだが、今はその行為自体が「悪」と捉えられてしまう異常な状況だ。一方で、街ではいまだにマスクをしないまませき込む、あるいは大きな声でくしゃみをして平然としている人も見かける。緊迫感がある時こそ、落ち着いて行動するとともに、エチケットを守ることが必要ではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)