中国メディアの百家号はこのほど、「日本のパスポートを所持していれば、193の国や地域に自由に渡航できる」と伝え、その「国際的信用度はすごすぎる」と伝える記事を掲載した。

 パスポートは国が発行する世界に通用する身分証明証の1つだが、「国によってその信用度には大きな違いがある」と指摘。中国のパスポートでは「70ほどの国や地域にビザなしで渡航することが可能だが、その数は世界ランキングで70位程度に過ぎない」とし、日本の193という数には到底及ばないと指摘した。

 旅行好きが多い中国人にとって、日本のパスポートが持つ国際的信用度は羨ましい限りのようだが、一体その違いはどこにあるのだろうか。記事は、日本は中国人にとっての人気の渡航先であるため、「日本自体が魅力的な観光国として人気があることが関係しているのだろうか」としつつも、それは信用度と関係はないと指摘。

 記事は、日本のパスポートの国際的信用度が極めて高い要因は「日本人の民度の高さが世界で信用を得ていること」、「日本経済が世界で高い信用度を得ていることが要因ではないか」と分析。日本人旅行客は渡航先で現地に迷惑をかける行動を取らないこと、入国した後に帰国せずに不法労働をする人がいないことなどが日本のパスポートの国際的信用度の高さにつながっているのだと主張した。

 パスポートは国が発行する証明書であり、ビザが不要になるかどうかは、その国がどれだけ多くの国と友好関係にあるかも関係しているだろう。中国経済はすでに世界第2位の規模にあるが、中国のパスポートがビザなしで渡航できる国・地域が70ほどにとどまっているのは、中国人からすれば納得できないことなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)