日本人の民度は高いと称賛されることが多いが、実際どれほど高いのだろうか。中国メディアの百度はこのほど、日本に長く住んでいたという中国人による「実際の日本人」を紹介する記事を掲載した。中国人の想像どおりのところもあるが、違う部分もあるとしている。

 記事はまず、日本人の民度の高さは世界的に認められていると紹介。その1つが日本のパスポートが「最強」であることだ。190もの国や地域にビザなし入国できることは、日本人の高い民度を反映しているとした。また、農村のお年寄りでもみんな読み書きができる識字率の高さや、落とし物があっても盗む人がいない治安の良さを紹介。物を拾ったら、持ち主が取りに戻った時のために道のわきや生垣に置いておくと伝えた。中国だったら、残っているはずはないので取りに戻ることもないだろう。

 ほかにも、労働者の人権が保障され、痰吐きなどが禁止されている法律を称賛。「弁護士、医者、教師」の3つの職業が尊重されて「先生」と呼ばれる文明的な社会であることや、貧富の差が少なく平等で、個人に尊厳があるとも伝えている。酒に酔って道で寝てしまっても強盗に遭わないというのも本当で、治安が良いと称賛している。

 しかし、民度が高くない一面もあると記事は指摘。「電車内が静かで公共の場所でけんかを見ることがない」というのは関東限定で、関西はそうでもないと指摘している。さらに、夜になると「居酒屋で酔っぱらうまで飲む」人が多いことや、難民を受け入れない排他的な面もあるとした。

 記事は、部分的には民度の高くないところもあると言いたいようだが、やはり他人に迷惑をかけない文化がある日本では、他人に与える影響を考えるため、全体的に民度は非常に高いと言えるだろう。中国も最近では民度の向上を意識しているようだが、やはり日本から学ぶことは多いのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)