子どもたちは将来の国を担う存在であり、子どもたちに対する教育の質は国の将来を左右する重要な要素だと言えるだろう。中国メディアの今日頭条は9日、日本の子どもたちを見れば「国土が小さく、資源に乏しい日本が世界一流の強国になることができた理由が良く分かる」と主張する記事を掲載した。

 記事は、「少年強則国強」という言葉を用いて、日本の強さの1つは教育の質にあると主張。「少年強則国強」とは「子どもが優れていれば国も優れる」という意味合いだが、記事は「日本から多くのノーベル賞受賞者が輩出されているのも、教育と大いに関係がある」と指摘し、日本の小学生たちの日常生活を紹介した。

 中国では小学生の頃から知識の詰め込み教育が行われるが、記事は「日本の小学校は詰め込み教育は行われず、むしろ体験を重視した教育が行われている」と紹介し、野菜や動物を育てるなどの課外授業を多く取り入れることで、子どもたちに様々なことに「興味」を持たせ、「探究心」を育んでいると指摘した。

 さらに、中国では子どもの誘拐が多発しているという背景があるものの、保護者はあまりに過保護になっていて、子どもたちの荷物を持ってあげたうえで学校に送り迎えするのが当たり前になっていることを指摘する一方、日本の小学生たちは自分の足で登下校すると紹介。そして顔見知りの人や先生を見かければ自発的に挨拶することができ、他人のものを盗むような悪さもしないと強調した。

 記事は、「どのような人材を育てるのか」という観点で教育の内容は大きく変わってくると指摘し、日本の小学校の教育を見ていると「実践能力や探究心、さらに人としての素養」を重視していることがわかると指摘。それに比べ、中国の小学校では子どもたちに「取るに足らない知識」ばかりを詰め込んでおり、礼儀や素養などの重要な教育が抜け落ちていることを強調した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)