米国のグローバル・ファイヤーパワー(Global Firepower)の2020年における世界の軍事力ランキングによれば、日本は5位、韓国は6位となっている。日韓の軍事力はランキング上ではほとんど差がない状況となっているが、中国メディアの新浪は8日、日本と韓国に配備されている戦闘機を比較する記事を掲載し、「韓国が日本を上回っている」と主張した。

 記事はまず、航空自衛隊と韓国空軍の隊員の数を比較し、日本は約5万人、韓国は約7万人と、規模のうえでは韓国空軍が航空自衛隊を上回っていると指摘。さらに戦闘機の数でも韓国は日本を上回っていると伝える一方、韓国空軍の欠点は「早期警戒管制機」のような後方で支援を行う機体が少ないことと、大型輸送機がないことだと主張し、航空自衛隊は規模こそ韓国に劣っているが、後方支援においては韓国空軍を上回っていると指摘した。

 続けて、日韓はほぼ同時期に米国の最新鋭戦闘機「F35」を導入するなど、ともに米国の同盟国であるものの、日韓両国の戦闘機のレベルは一定の差が存在することを指摘。航空自衛隊の現在の主力戦闘機はF15JとF2であるのに対し、韓国の主力戦闘機であるF15KとKF16のうち、KF16の性能はF2とほぼ同等であり、F15KはF15Jを大きく上回る性能を持っていると指摘した。

 記事は、総合的に見た場合、韓国空軍の戦力の方が航空自衛隊を上回ると指摘する一方、航空自衛隊と韓国空軍の実力は東アジアにおいては突出しており、両国ともに空軍強国と呼ぶにふさわしいと主張、中国は日韓の戦力を軽視してはならないと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)