コロナウィルス感染拡大を懸念し、安倍首相は全国の小中高、特別支援学級に2日から春休みまで休校するよう要請したが、預かり先のない子どもを配慮した企業などが子連れ出勤を認める記事を、3日、中国メディア網易が報じた。

 記事によると、子連れ出勤の対象は主に小学生であるという。夫婦共働きやテレワークが困難な環境にある場合、まだ1人で留守番できる年齢に達していない場合、子どもの預け先がない場合などは、一部の企業では子どもを連れて出勤できることとした。その子ども達は会議室で宿題をするなどして、両親の仕事が終えるまで職場で過ごす。

 また、都内にある派遣会社などは、本社の一部屋で子どもと過ごしながら仕事をすることを許可し、大手ITのヤフージャパンでは20日までの間、従業員に子連れでの出勤を認めた。

 そのほか、埼玉県の一部小学校では両親が仕事で不在になってしまう生徒を登校させ、10人で1つのグループとし図書館や教室で自習させるなど措置をとり、感染予防のためこまめに換気をし手洗いうがいを徹底している。また、京都のとある飲食店は客間の一部屋を地元の小中学生に自習室として開放していると記事では紹介した。

 このように企業が様々な対応を余儀なくされているが、「子どもが大人と一緒に公共の場に出入りしていることは、菌を広めることになりかねないのでは」と記事読者らの意見が並ぶ。これからの働き方を、企業も個人も考える機会に直面している。(編集担当:三宅真)(イメージ写真提供:123RF)