家庭で作る手作り弁当や、店が作る仕出し弁当、さらには駅弁など、日本には多くの弁当があり、日本の文化の1つとなっている。中国のネット上でも日本の弁当はたびたび話題となっており、日本の弁当をSNSで紹介する人も多いが、中国メディアの今日頭条は25日、日本の弁当から日本人の性格を知ることができるとする記事を掲載した。

 記事はまず、日本人がいかに弁当好きかを紹介。学生もサラリーマンも弁当を持参することはごく普通のことで、花見や旅行へ行くときにも弁当を持って行くと伝えた。

 では、弁当から日本人のどんな性格が分かるというのだろうか。記事は、「日本人は精緻さを追求する」と分析。日本人は食べ物の「形」にもこだわり、作り出すおかずは「一種の芸術」のようになっていると伝えた。キャラ弁などはその最たる例と言えるだろう。記事は、日本人の作る弁当が美しいのは、形や配合、並べ方などにこだわり、時間をかけて作っているからだとしている。

 また、中国人は温かいものを食べる習慣だが、日本人はお弁当を加熱する必要はなく、そのまま食べると紹介。これは食べ物本来の味を味わうということ以外に、熱と香りが他の人を不快にさせてしまうことを気にするためで、「他人の見方を重視するということも、弁当から分かる日本人の性格の1つだ」と分析した。

 最後に記事は、中国はおかずの「色、香り、味」にこだわるのに対し、日本は「色、形、味」にこだわるとの違いがあると指摘。ここからも日本の食文化の伝統である「精緻さと美の追求」が体現されていると論じた。それで、弁当は小さなものではあるが、日本の食文化の縮図ともいえ、日本人の性格を反映しているのだと結んだ。

 確かに、日本のように弁当にこだわってきた国もそう多くはないだろう。最近では「Bento」として世界中で人気が出てきており、これまで冷たいものを食べる習慣のなかった中国でも、弁当に対する関心が高まっている。日本の弁当文化は、これからも世界中へ影響を与えていくことだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)