中国メディア・東方網は14日、東京五輪予選のプレーオフに進むも新型コロナウイルスの影響により自国での試合開催が困難な中国女子サッカー代表に対し、日本が支援の手を差し伸べたと報じた。
記事は、13日に行われた五輪予選B組の最終節で中国はオーストラリアと1-1で引き分けて得失点差でオーストラリアに次ぐ2位に終わり、3月に五輪出場をかけたホーム&アウェー方式のプレーオフを韓国と戦うことになったと伝えた。
そのうえで、自国でのホーム戦開催が難しい中国は、プレーオフに回った場合にタイもしくはオーストラリアで試合を行う計画を立てていた紹介。しかし、ウイルス感染状況や各国の外国人入国政策が刻々と変化しており、さらなる「Cプラン」、「Dプラン」を持っておく必要があると認識した中国サッカー協会が日本を候補地の1つに挙げたとした。
そして、近ごろ日中両国のサッカー協会がこの件について意思疎通を図るとともに、4日にアジアサッカー連盟が緊急会議を開いた際に出席した両協会の幹部が協議を行い、その中で日本側が中国のプランを受け入れる意向を示したと紹介している。
その一方で、「注目すべきは、日本政府が湖北省、浙江省のパスポートを持つ外国人、および、14日以内に両省に滞在していた人の入国を拒否する政策を打ち出していることだ」とし、オーストラリアでの試合前にも、FW王霜選手ら4選手が同様の理由で帯同できない状況が発生したことを指摘。日本での「ホーム戦」開催にもハードルが存在することを伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
感動! 日本が中国女子サッカーに救いの手を差し伸べてくれた!=中国メディア
2020-02-17 08:12
