中国メディア・東方網は14日、中国で知名度が高い日本の歌手・谷村新司さんが、新型コロナウイルスと戦う中国を応援するビデオメッセージを発表したと報じた。

 記事は、「昴」の曲で中国人に広く知られている日本の音楽家・谷村新司さんが中国を応援するビデオメッセージを撮影したと紹介。ビデオでは「上海の皆さん、こんにちは。今、中国のみなさんは大きな困難に直面し、毎日ウイルスと戦っていることでしょう」と語り、1981年にアリスが北京の工人体育館での音楽会に参加したことから始まる自身と中国とのつながりに触れたうえで、今年は北京と上海でのコンサートを予定しているとし、「必ずや中国の皆さんに会いに行きます。一緒に苦難を乗り越えましょう。中国がんばれ、上海がんばれ」と結んだことを伝えている。

 そして、谷村さんについて「日本の国宝級のミュージシャン」とし、これまでに自身の50曲近い作品が中国語版にアレンジされ、テレサ・テンさんやレスリー・チャンさん、ジャッキー・チュンさんといったスターによって歌われてきたと紹介。テレサ・テンさんなどが歌った「星」は、谷村さんの代表曲「昴」をアレンジしたものだと説明した。

 また、谷村さんは中国の中でも特に上海とのつながりが深く、2004年には上海音楽学院で音楽エンジニア学部の常任教授に就任したほか、10年の上海万博では日本のPR大使を務め、開会式で「昴」を歌って会場の観客を感動させたとしている。

 記事はさらに、今回応援メッセージを制作した谷村さんが、中国の新型ウイルスとの戦いを応援する新曲を制作するとも伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)