新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国では、街の封鎖が続く湖北省武漢市をはじめとする多くの都市で、市民が「自宅待機」を余儀なくされている状況だ。中国メディア・東方網は12日「家にいて退屈なら、日本の『B級グルメ』について知ろう」とする記事を掲載した。

 記事は、日本ではしばしば「B級グルメ」という言葉を見聞きする紹介。一部の人は「グレードの低い食べ物のこと」と認識しているが、これは間違いであり「みんなが普段からよく食べる、おいしくてしかも安いグルメで、高級食材を使わず、大衆から愛されている料理のこと」であると説明した。

 また、「B級」という言葉についても、かつて米国にて短い撮影時間と低予算で制作された映画を「B級作品」と呼んでいたことから派生したものであり、日本のグルメ界において急速に浸透、定着していったと伝えている。

 そして、B級グルメの代表的な料理として、ラーメン、カレー、ハンバーガー、たこ焼き、焼きそばなどを挙げ、いずれも一般家庭で日常的に食べられているものであると解説。さらに、日本の多くの地域には独自の「ご当地B級グルメ」が存在し、これらの料理を食べ歩くことが日本の観光コンテンツの1つにさえなっていると紹介した。

 記事は最後に「日本のグルメ文化は、高級な、歴史あるレストランに存在するだけでなく、街頭で手軽に楽しめるグルメも欠かせないのである」と結んだ。

 今回のウイルス感染拡大を巡る日本からの物資の支援や「武漢がんばれ」といった多くの声援、日本政府の姿勢が中国で大いに賞賛されるなか、「ウイルス感染が収束したら感謝の気持ちを込めて必ず日本に遊びに行く」とする中国のネットユーザーが少なからず見受けられる。記事が紹介したようなB級グルメを目的にやってくる人も、きっと多いことだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)