中国では度を越したいたずらをするなど、親の手に負えない子どもを「熊孩子(ションハイズ)」といい、近年は熊孩子が増えていると言われる。それゆえ日本の子どもは非常に聞き分けが良く、自主性もあると中国人を驚かせているようだ。中国メディアの新浪は8日、日本の子どもが「食事の際でも行儀が良いのはなぜか」と題する記事を掲載した。

 中国では、長く続いた一人っ子政策と祖父母が子どもの世話をするという習慣によって、過保護に育てられる子どもは少なくない。子どもが幼稚園にあがる年齢になっても、着替えや食事といった世話を祖父母が手助けするために、食事を1人では食べられない子どもが多く、記事は「食事を食べさせることに頭を悩ます中国人の親は非常に多い」と主張した。

 この点、日本の子どもたちは非常に聞き分けが良く、幼稚園の年齢になれば親の手を煩わせることなく自分で食事をとる姿は中国人の親に衝撃を与え、「どうすれば子どもが行儀良く自分で食事を食べるのか」と疑問を投げかけた。

 記事は、「日本の子どもたちが毎日幼稚園で食べるお弁当に特別な魔力がある」と主張し、日本人の母親の手作り弁当がどのようなものかを紹介。日本の子どもたちが食べる弁当は「美味しく、楽しい」と指摘。おかずの数が豊富で「卵、肉、野菜、果物、デザートで、キャラクターや動物の形で盛り付けがされている」とし、子どもの好みを理解している親が作った愛情弁当を食べない子どもは1人もいないと主張した。

 親であれば毎朝、子どものために手作りの弁当を作るのがどれほど大変かは容易にわかるだろう。記事は、日本の親が手間暇をかけた弁当を作っていることを知った中国人の親は「秘密がわかっても到底真似することは出来ない」と嘆いていると紹介したが、見た目が可愛くて、美味しい弁当を作れば子どもが行儀よく食事をしてくれるというのはあまりにも浅はかな考え方ではないだろうか。子どもを「熊孩子」にしないためには、愛情を持って「しつけ」するなどの教育が大切であることが分からないのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)