中国メディア・東方網は8日、日本のJリーグの試合で行われたPK戦で9人が連続して失敗する珍事が発生したと報じた。

 記事は、8日に埼玉スタジアム2002で富士ゼロックススーパーカップが行われ、昨季の天皇杯王者であるヴィッセル神戸とJ1リーグ年間優勝クラブである横浜F・マリノスが対戦したと紹介。試合は前後半通じて両軍が点を取り合い、90分を終えた時点で3-3の同点となり、規定により延長戦が行われずにそのままPK戦に入ったと伝えた。

 そしてこのPK戦では「腰を抜かすような結果」が待っていたとし、両軍とも最初の2人がゴールを決めて以降、3人めから両軍選手9人が連続で失敗する事態になったと説明。この異常事態に終止符を打ったのは、後攻・神戸の7人めを務めたMF山口蛍だったと紹介。山口がきっちりとゴールを決めて神戸が勝利したが、両軍14人が蹴って成功したのはわずか5人という珍しい結果に終わったとしている。

 記事はそのうえで、Jリーグでは過去にも伝説的なPK戦が存在すると紹介。それは1995年浦和レッズと名古屋グランパスの試合で、この時は前後半さらに延長戦を終えても0-0となり、迎えたPK戦でも両軍が相譲らず14人めでようやく決着がつくという大死闘が繰り広げられたと伝えた。

 一般的に成功する確率のほうが高いと考えられているPKにおいて、9人が連続で外すというのはやはり尋常な状況ではない。「決めて当たり前」というプレッシャーがキッカーにのしかかり、失敗が続いたことでプレッシャーがどんどん大きくなっていったのだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)