近年の中国では日本の居酒屋を模した飲食店が増加している。日本を旅行で訪れ、居酒屋での食事を体験したことで、自国でも「居酒屋」の味を楽しみたいという人が増加しているのかもしれない。

 居酒屋で欠かせないものといえば、何と言ってもやはり「お酒」だが、日本と中国では「お酒の楽しみ方」が大きく違っていて、中国人にとっては新鮮な驚きが多々あるのだという。中国メディアの百家号は4日、中国人を驚かせる日本の酒文化を紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本の文化や習慣の多くは中国からもたらされたものであるが、時代の経過と共に独自のものへと変化していったものもあると紹介。お酒に関する習慣も同様で、日本のお酒に関する文化には、の中国人を驚かすものが多数存在していると紹介した。

 たとえば、日本では互いに「お酒を注ぐ」ことが敬意の表れとなると紹介し、手酌させるのは失礼という考え方があると紹介した。中国では誰が酒を注ぐかが重視されることはなく、手酌でどんどん飲んでも問題ない。中国語で乾杯は「干杯」と表記されるように「杯を飲み干す」ことが敬意の表れとなっていて、乾杯の時にしっかり酒を飲み干すのが大切とされる。

 また、日本人は飲酒後に「ラーメンを食べる」習慣があるとも紹介。日本のラーメンは非常に美味しいことを認めつつ、飲酒後に食べるラーメンのことが「締めのラーメン」と呼ばれていて、深夜まで営業しているラーメン店が多いことは驚きであると強調した。中国ではハシゴ酒や締めに何か食べる習慣はないため驚くのだろう。

 ビジネスで中国人と共に酒の席に着く際には、日本と中国でお酒に関する習慣が異なっていることを覚えておくと、相手との距離を縮め、より円滑に商談を進める助けとなるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)