新型コロナウイルスによる肺炎患者が世界各地で確認され、予防のためマスク姿の人を多く見かけるようになった。中国ではマスクをするのは「病気の人」というイメージが根強く存在するため、日本人のマスク着用率の高さには違和感を覚えるようだ。

 中国メディアの百家号はこのほど「日本人が病気ではなくてもマスクを着用する心理」について論じる記事を掲載した。

 日本はマスク消費大国であり、公共の乗り物内でも高い確率でマスク姿の人に出くわすので、多くの中国人は違和感を覚えると指摘。しかし、日本ではマスクをしている人が必ずしも病気というわけではないと強調し、マスク着用が1つの習慣となっている日本ではインフルエンザや花粉症予防の人もいれば、素顔を見られたくない人など理由は様々だとした。なかには、外出時は必ずマスクを着用するというマスク依存症になっている人もいると訴えた。

 さらに、日本の若者のなかには「他人の話すのが煩わしいからマスクをつける」という人もいると伝え、自分の表情を通して本心を相手に知られるのが嫌だと感じ、「マスクで顔を隠すことで安心感を得ている人もいる」と説明した。

 一方で記事は、日本人は病気の予防意識が高く、自分を介して周囲に病気を拡散させることも良くないと考えるので、体調が悪い時は「礼儀としてマスクを着用しているのも事実」と紹介。こうして、日本人は日常でも、インフルエンザや花粉の時期にもマスクを着用するため、「販売されるマスクの機能やサイズが非常に豊富で、女性向けに設計されたものや、香り付きものまである」と驚きを示した。

 新型肺炎の感染拡大を受け、日本でマスクを買い求める中国人の姿が話題になっているが、日本のマスクの種類の多さは普段から日本人がマスクを愛用しているからこそと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)