中国メディア・東方網は4日、「日本でゴミを不法投棄すると、どういうことになるのか」とする記事を掲載した。

 記事は、世界の中でも清潔な国と言えば、多くの人が口を揃えて日本を挙げるとし、日本は中国の1つの省にも及ばないほどの国土面積ながらも清潔と秩序が保たれていることで、快適に生活することができると紹介した。 

 そして、日本人の多くがゴミの分別に留意し、自覚をもってゴミの仕分けを行っていると説明。街を歩けば、中国のように道を清掃する清掃員をほとんど見かけることはなく、設置されているゴミ箱も実に少ないにもかかわらず、市民が極力ゴミを家に持ち帰る習慣があることで、清潔が保たれているのだと伝えている。

 そのうえで、日本人がゴミの分別や環境保護を意識的に行う背景には、小さいころから習慣を養う貯めの宣伝や教育がしっかり行われていることのほかに、法律法規によって厳しい罰則が設けられていることがあると指摘した。

 記事は、その例として日本の「廃棄物処理法」の規定を挙げ、みだりに廃棄物を遺棄した個人に対して5年以下の懲役と1000万円以下の罰金という厳しい処罰が科せられることを紹介。廃棄物の遺棄を行ったのが法人であれば、罰金は最大で3億円という大金になる可能性があるとし「この数字にわれわれは衝撃を覚える」と評した。

 また、ルールを守らず社会から名指しで批判されるようなことになれば、周囲から白い目で見られ、排斥される可能性さえあるという厳しい社会的制裁を受けることにもなるとし、法的、社会的い重いペナルティが、日本人の行動を律する上で大きな役割を果たしているとの見解を示している。

 今回の新型コロナウイルスの感染拡大によって、中国国内では再び衛生環境向上の必要性が議論されるかもしれない。衛生に留意し清潔を保つことが、美観や秩序を守るだけでなく、市民の健康を守るうえでも重要だという認識を高めことが肝要だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)