和食文化はユネスコ無形文化遺産に登録されたことからも分かるように、世界各国で高く評価されている。一方、中華料理も世界中に広く普及している。中国メディアの新浪は3日、和食と中華料理の違いに関する外国人の討論について紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介した意見の1つが、日中では食べる肉が違うというものだ。「日本で最もおいしい肉は牛肉」で、「中国で最もポピュラーな肉は豚肉」だと指摘。中国の豚は普通だが安く、日本の和牛は非常に高いがかなりおいしいと比較している。

 さらには、中国の料理はすべて火を通すが、和食には「生」が多いという意見もあった。日本の刺身や寿司は有名であるが、記事ではこうした生食を「非文明的な食べ方」と主張。また、「味付け」の違いを指摘する人もいたという。中華料理は辛さ、甘さ、塩辛さ、苦み、酸味のバランスが取れていているが、和食には「塩味しかない」という主張があったとしている。

 さらには、「中華料理は油っこい」という意見もあったというが、記事はそれを否定している。和食が食材本来の味を大切にしているのは事実だが、全てヘルシーかというとそうでもなく、中華料理がすべて油っこいかというとそうでもないと主張した。むしろ、それを言うなら中華料理の方が料理の手順が多くて手が込んでいると言ったほうが良いとしている。

 海外では、和食と中華料理の違いを感覚で区別しているのかもしれない。国土の広い中国では、中華料理と言っても種類がたくさんあり、比べること自体が難しいのだろうが、和食は中華料理よりも「ヘルシーで味付けが薄く、生食もある」というイメージは浸透しているようだ。中華料理も世界中で人気があるとはいえ、素材そのものの味を重視し健康的なイメージのある和食は、これからも世界中で愛されていくに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)